毎月、ほぼ決まった金額がかかる費用「固定費」。これが削減できれば節約・貯金できる額が底上げできます。
この記事では
・固定費って何があるの?
・どこから削減すればいいの?
・自身の固定費を確認したい
という方の悩みを解決する具体的な方法を解説します。
一度本記事を読んで全体像を把握したら、この記事と一緒に固定費削減を進めてみてください。
大変な部分もありますが、あなたの固定費を必ず削減してみせます!

・元々はお金が貯められない人
・リボ払いの借金20万円から貯金1000万円を達成
・都内・一人暮らし・兼業大家
固定費の見直し方
固定費を見直す際は、家計のムダを一気に片付けてしまいましょう。
次の項目からは、それぞれの固定費削減方法を解説していきます。その前に「過去一年分の支出がわかる資料」を集めてください。
…え?面倒…
わかります、わかりますよ!!私もそうでしたから。ただ、それでもお勧めするのは理由があるんです。(実体験)
全て集めるのが大変でしたら、銀行口座とカードだけでも確認してみてください。
1.一番の敵「使途不明金」
先ほど1年分の支出を洗い出すことをお勧めした理由は「全ての使途不明金をなくすため」と言っても過言ではありません。
というのも、私たちの知らない所で膨れ上がっている可能性があるからです。
例えば、携帯電話の回線を契約する際にこんな場面を経験したことはありませんか。

「このプランだと料金がこんなにオトクになりますよ!」
本音(プランに入るにはサブスク3つ契約してね♡解約忘れないようにね~^^)
いくら家計簿をつけていても、「電話料金」の中身まで確認しないと見つからない支出です。まさに、解約忘れを狙ったプランの設定ですね。
こんなことが日常の至る所で行われているんです。こわい…

因みに、私は携帯会社を変更する際に「全て解約」と申し出たのに、1つだけ解約されていないプランがあり、2年間も払い続けていました…。
ですから、まずは銀行口座やカード履歴を見直して、不要な年会費や月額使用料を全て解約していきましょう!
明細に載っている名称では何の支出か分からない場合は検索することを強くおすすめします!
2.家賃
一番大きな支出「家賃」が節約できれば、月に数万円の支出を抑えることも可能です。家賃を抑える3ステップについて解説します。
2-1.妥協できる項目を見つける
一度家賃を上げてしまうと「自宅」のハードルが上がってしまうので、引っ越し先がなかなか見つからないというのが本当の所でしょう。
ですから、譲れない項目、妥協できる項目に分けて考えていきましょう。
- 家の広さ
- 駅からの距離
- 通勤時間
- バストイレ別
- フローリング
- オートロック
- 近隣の環境
- 日当たり
- 築年数
項目によっては、1つ妥協するだけで数千円~の節約になります。自身の生活スタイルに合わせて、家賃を最適化していきましょう!
具体的な家賃の節約方法はこちらで解説していますので、是非ご覧ください♪
2-2家賃を下げる為の引っ越し時期
引っ越す人が多い時期は、気になる物件はすぐに入居者が決まっていきます。4月から新生活がスタートすることの多い日本では、3月は良い物件の争奪戦です。
反対に、その時期を逃すと入居者が決まりにくいため、家賃が下がったり交渉に応じてくれる確率が高まります。
家賃を下げる為に引っ越しを考えている方は、繁忙期の後に物件選びを始めると良いでしょう。
繁忙期は2月下旬~4月初旬、9月です。これ以外の時期に物件を選ぶと良いでしょう。
2-3管理会社選び
管理会社によっては、勝手にいろいろなオプションをつけてくる場合があります。
- 室内の消毒費用
- 入居前のルームクリーニング費用
- 鍵交換費用
など、不要な費用を請求してくる場合が多々あります。(大家の知らない所で、管理会社が私の物件を使って儲けようとしているのです怒)
ですから、管理会社から見積もりをもらったら本当に必要な出費なのか調べて、不要な物は消してもらいましょう。それでも応じてくれなければ、物件の資料を持って他の管理会社を当たりましょう。
賃貸物件の情報は、ほとんど全てが共有されています。「案内してくれたから」と良心が痛むかもしれませんが、不要な料金を請求してくる業者とは距離をおきましょう。
3.車両費
車があると、すごく便利ですよね。趣味にしている人も多いし、お金をかけよう思うといくらでもかけられてしまいます。
それに加えて、車は税金のオンパレード。
自動車税、自動車重量税、環境性能割、そして消費税。さらに、車検代、保険料、駐車場代と、車を所有してるだけで多額の費用が発生します。
しかし、生活に車が必要不可欠という方も少なくないこともまた事実。そこで、自身に合った費用の抑え方を見つけていきましょう。
4.保険料
「何かあったらどうしよう」と不安を煽られ、多額の保険に加入していませんか。
保険の営業マンは言葉巧みに生活への不安を抱えさせ、保険の必要性をアピールしてきます。
しかし、よく考えてください。必要なものであれば黙っていても売れていきますよね。それを、保険会社は人経費を使ってわざわざ売りに来る…。つまり、この時点で買う必要がないということです。
しかし、確率は少なくても、万一の時の損失が大きいものに関しては、掛け捨ての保険に入っておきましょう。具体的には
・自動車保険(車両保険には入らない)
・火災保険
・生命保険
(家族がいる方でまだまとまったお金のない方、自分に何かあった時に家族の生活が支えられない方。必要な時期のみの加入)
私自身は貯金で医療費を備え、火災保険のみ加入しています。
自分にとって何が必要か吟味して、自身の将来に備えましょう!
5.通信費
キャリアのスマホを使っている方、月々の使用量が5,000円を超えている方は、いますぐ格安スマホにしましょう!
そして、一人暮らしの方。スマホのデザリングのみで生活することを検討してみてください^^
私は楽天モバイルのデザリングのみで生活しています。地下に潜ると電波が届きにくくなりますが、私の生活スタイルではほとんど影響ありません。
どんなに使っても1か月約3,300円。一部対象外はありますが、アプリを使えば通話料もかかりません。(2025.04時点)
格安スマホの会社も多くあるので、自身に合ったプランに変更しましょう。
6.サブスク
サブスクは、究極を言ってしまえば必要ありません。
全て解約するのは厳しい…という方は、AmazonPrimeのようなサブスク1つに絞りましょう。
動画サイトを2つ契約しても、観る側の体は一つです。どうしてもたくさん観たい!という方は、1つのサイトを観尽くしたら、次のサイトに乗り換えましょう。
7.その他 小さな節約
上記の節約程ではありませんが、ちょっとした金額でもいいから知りたい!という方はこちらもおススメです。
税金の支払い
固定資産税などの税金、公共料金を納付書から支払う場合、スマホアプリでの支払いがおすすめです。
QRコードがついている納付書が対象で、わざわざ出かけなくても自宅で支払いが完了します。
納付してもポイントは付きませんが、アプリへのチャージ時にポイントが還元される場合は、その分ポイントを獲得できます。
注意!
アプリでの納付では領収書が発行されません!領収書が必要な方はこの方法は使えませんのでご注意ください。
水道光熱費 アンペア数を下げる LED電球
光熱費の節約はコスパが悪いので、あまりおすすめはしません。しかし、以下3点は一度検討してみましょう。
・水道料:節水シャワーヘッドの使用
・電気代:アンペア数を下げる
・電気代:LED電球の使用
さまざまな電気・ガス会社がありますが、価格の変動が大きく、また料金も高くなりがちです。契約する会社を検討する場合は、元々の電気会社、ガス会社の料金を知った上で比較しましょう。
まとめ
固定費を見直すべきポイント7つについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
ここでもう一度、見直すべきポイントをチェックリストで確認していきましょう!
□使途不明金を洗い出した
□自宅の妥協ポイントを洗い出した又は引っ越さないと決めた
□車を手放すと決めた又は費用を抑える工夫をした
□保険の見直し・解約をした
□通信費の最適化をした
□サブスクを絞った
□その他小さな節約の方法を知った
これらの見直しをすることは本当に大変ですが、一度頑張ってしまえば削った支出は今後一生払わずに済みます^^
できる所からで良いので実践して、貯金が増える感覚を味わってみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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