若いうちは持ち金を使い切れ!と上司・先輩が言う理由3選と私たちがとるべき行動

お金との付き合い方
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「若いうちはお金なんて全部使い切る位でちょうどいいんだよ~。はっはっは~。」「貯金ばっかりしてて楽しいの?もっと持ち物に金かけなよ。」

節制して暮らしていると、お金の使い方についてアドバイスをもらう機会が増えるのではないでしょうか。

お金を使い切ることが怖い・使い方がわからない方のために「お金を使い切れ」と言う人の意図3選と、自分たちがとるべき行動について解説していきます。その一言に迷わされることはもうありません!

3タイプに分類して解説していますが、複数のタイプを併せ持つ場合もあります。あなたのイメージする方は、どのタイプでしょうか?

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1.アドバイスタイプ

 「若いうちはお金を使い切る位でちょうどいいよ~」

意図

“若い時は給料全てを使い切る位、いろいろな経験をして欲しい”

・経験したことが今後の選択肢に加わることで、選択肢が増える。

・経験は複利で増える。過去に経験したことが、仕事・生活問わず自分の助けになり続ける。

過去の経験を生かせば、現在の自分は少し進んだ所からスタートできます。一度経験したことは今後の人生において何度も使い続けることができるので、早いうちにいろいろな経験をすることがあなたの助けになると考えています。

・失敗することもひとつの経験。リカバリーのきく若いうちに失敗も含めて色々な経験をする。

・いろいろな経験をすることで自分の価値観がつくられる。

求められている行動

旅行、勉強、スポーツ。。。何でも良いので「経験」したことを伝えてみましょう。

「全く新しい経験であるほど」「本気であるほど」喜んでくれるでしょう。

間違いやすい解釈

①固定費を上げる

お金を使い切れと言われてすぐに思いつくことは「良い家に住む」「良いご飯を食べる」など固定費を上げることではないでしょうか。

確かに、固定費を上げた直後は初めてのことに「経験」を得られるでしょう。しかし、すぐに慣れて「経験」から「日常」に変わってしまいます。

固定費を上げた分、その後の「経験」にお金を使えなくなります。つまり、毎日同じ贅沢にお金をかけるべきではないのです。

継続的に高い支出が発生する「固定費」よりも、初めての経験にお金をかけましょう。

②全て使い切る

上司や先輩が年上である程、現在の会社の雇用状況とは違った考え方を持っている可能性が高いです。

・昭和型の雇用形態

会社に勤めて入れば、終身雇用・年功序列で年収が上がる・退職金がもらえました。定年前まで会社に在籍すれば収入が保障されていたので、給料を使い切っても生活が成り立っていたのです。

・現在の雇用形態

大企業でさえ終身雇用が難しい時代。年収が増えない・退職金がない企業が増える一方、税金の増額は続いています。毎月の給料が保障されていない今、給料を使い切らずに一定額の貯金を確保しておきましょう。 

上司や先輩の中には、収入が保障されている前提で話をしている人もいます。「給料を使い切る」という言葉を鵜呑みにせず、経験と貯金を両立させていきましょう。

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2.モチベーションタイプ

「いろんな経験をした方がいいよ。」「もっと良いものを身につけようよ。」

意図

“良い経験をすることで仕事に対するモチベーションを上げて欲しい”

良い経験をすると、直近の仕事のモチベーションが上がる

上司や先輩のチーム、会社全体に有益な働きをする

結果として年収が上がれば本人の生活が良くなる

さらに仕事を頑張る

三方よし

求められている行動

①仕事の成果上げること

②プライベートの充実

上司・先輩の一番の目的は、あなたが仕事で成果を上げることです。成果を上げることが上司・先輩自身、会社、そしてあなた自身にも有益な効果をもたらすからです。

「プライベートの充実」での色々な経験が、仕事にも良い影響を与えると考える上司・先輩は少なくありません。ただし、あくまで仕事の次。プライベートの話をするなら、仕事で成果を出してからにしましょう。

間違えやすい解釈

言われた通りにお金を使って終了

上司・先輩の目的は仕事の成果を上げることです。お金の使い方のアドバイスをくれるのは、仕事の成果を上げる手段の一つだからです。

いろいろな経験をしたら、仕事に還元できる所はないか考えましょう。仕事で成果を出していれば、経験の内容や使った金額は問われません。

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3.マウントタイプ

「もっと良いもの持ちなよ~。」「そんなの持ってて恥ずかしくないの?」

意図

”マウントして自己顕示欲を満たしたい”

あなたに求めていることは「自分を認めてくれる姿勢」「構ってくれること」です。相手にしてもらえる程、マウントがエスカレートしていきます。

私たちがとるべき行動

①適度な距離を保つ

マウントをする人は自分に自信がありません。自分を大きく見せたい、周りに構ってもらいたい気持ちがマウントという行動に繋がっています。

そのため仲良くしすぎず、かと言って拒んでトラブルにならないよう、適度な距離を保つようにしましょう。

②対処法はさらりと認めること

マウントは自分を見て欲しい、構って欲しい気持ちの表れです。そのため、相手をしてくれると認識した途端、どんどんエスカレートしていきます。

一方、相手にされなければマウントをする意味がありません。「そうですね」など、一言でさらりと流してしまいましょう。

注意:

マウントを嫌がる感情を出してしまうと「構ってもらえた」と粘着される可能性があります。あくまでもさらりと流すことを心がけましょう。

間違いやすいポイント

①マウントに勝とうとする

マウントに張り合ってお金を使ってしまうと、あなたが金銭面で損をしてしまいます。

勝ったとしても、あなたに残ったものは高価な不要物やムダ遣いした時間、周りの人の冷たい視線かもしれません。

良い反面教師だと思って相手にしない方が無難です。

②相手を否定する

マウントされた時に相手を否定してしまうと、訂正するよう粘着されてしまいます。

自分に自信がないため、否定されることが怖いのです。

粘着されて時間を奪われないためにも、うっかり否定してしまわないよう注意しましょう。

まとめ

「お金を全て使い切るべき」と言う人の意図と取るべき行動について解説しました。あなたがイメージする人はどこにあてはまりましたか?少しでもお役に立つことができれば幸いです。

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