【1000万円貯金した】食費以外の変動費を抑える方法3ステップ

変動費削減
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節約・貯金と聞いてイメージするのは毎日の食費ではないでしょうか。食費を抑えることももちろん大切ですが、その他の支出も併せて抑えることができれば効果倍増!貯金額を加速度的に増やしていくことができます。

そこで、筆者が1000万円貯めるために実際に行ってきた”食費以外の”変動費の節約について解説していきます。貯金できなかった頃の私が何年も試行錯誤を重ねて見つけた方法ですので、少しでも参考になれば幸いです。

この記事では

  • 節約貯金を始めたい方
  • 変動費のどこを削り方がわからない方
  • 他の人の節約術を知りたい方

という方の悩みを解決する具体的な方法について解説しています。一つでも当てはまる方は参考にしてみてください。

因みに、ストレスの少ない節約・貯金の始め方は「固定費」を下げることです。以下の記事で解説していますのでご覧ください。

この記事を書いた人
猫
  • 都内で働く社会人
  • 借金20万円→1000万円貯金
  • 元々お金が貯められない人
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1.変動費の予算の立て方

それでは実際に変動費を見直してみましょう。

変動費と固定費は組み換えOK!

固定費と変動費を分ける理由は、生活費を把握しやすくする為です。ですから、人によって分け方が異なっても全く問題ありません。

例えば、コンタクトレンズを使用している方が日用品費として「変動費」に入れるか、はたまた毎月かかる金額が一緒だからと「固定費」とするのか。どちらも正解で、その人の好みで決めれば良いのです。家計のコントロールをしながら、自分に合った方法を探していきましょう。

積立金の導入

貯金の大敵は突発的な支出です。電化製品の故障や友人からの旅行の誘い、冠婚葬祭など、毎月かかるわけではないけれど支出の大きいものは要注意。それまでせっかく貯めてきた貯金を切り崩すことになってしまいます。

解決策は積立金を導入することです。「目的別の貯金」と「予備費」に分けて毎月積み立てておきましょう。

目的別の貯金 例
  • 友人の結婚式
  • 車検費用
  • 家族旅行
予備費 例
  • 家電の故障
  • 急な病気
  • 支出がオーバーした時の補填

突発的な支出にも対応できるようにしておくことで、貯金額を確実に積み立てていくことができます。毎日の生活を楽しみながら節約・貯金を継続していきましょう。

1日いくら使えるか逆算する

それでは、実際に予算を立ててみましょう。

予算は1ヶ月単位で立てる方がほとんどです。しかし、月の初めに使いすぎて「予算が足りない…!」となってからではリカバリーができません。

そこで、変動費全体を日割り計算して1日の生活費を計算してみましょう。大まかに知っておくだけでも生活のイメージに直結し、使いすぎ防止に役立ってくれます。

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2.変動費を抑える工夫

ここからは、実際に変動費を抑えるために筆者が実践してきたことをお伝えしてきます。

即金編

金額は小さいけれど、チリツモで大きな出費になりやすいものをご紹介します。

  • お弁当・水筒の持参
  • 洋服は買わない
  • 折り畳み傘・長靴の使用
  • 図書館の利用
お弁当・水筒の持参

食費…?と思われた方、すみません。その通りです。しかし「持参する」習慣だけ紹介させてください。

食費は毎日かかる費用です。1日の節約額が500円だったとしても、1ヶ月で15,000円の節約額になります。

また、先ほどお話しした通り変動費の予算を日割り計算してみると、1日に使える金額はあまり多くないことがわかります。コンビニ弁当をやめてお弁当・水筒を持参する、といった工夫で毎日の生活がかなり楽になります。特に麦茶パックは格安で、物によってはペットボトル飲料1〜2本分の価格で買えてしまいます。

お弁当を作ることはなかなかハードルが高い…という方は、おにぎり1個と水筒だけでも用意してみましょう。

洋服は買わない

私が着る服はもう既に持っているので、新しいものを買う必要はありませんでした。毎月の「洋服代」を用意する必要はありません。お子さんの服など必要な方は親戚から譲ってもらう、中古の綺麗な服を探すなどして費用を抑えましょう。

折り畳み傘・長靴の使用

急な雨に降られてコンビニで傘を購入した経験はありませんか。私も「毎日の節約を頑張っているのに、この1回のために500円払うの(泣)」と悔しい思いをした経験があります。

そこで、決めました。「晴れの日も、もちろん雨の日も、毎日折り畳み傘を持ち歩く」

これを始めてからビニール傘を買う必要がなくなり、お金と時間の節約、ストレスの軽減になりました。

荷物の少ない時にも持ち歩きやすい、こちらのコンパクトな傘が使いやすかったです。水の弾きがよくてカバンの中も濡れにくく、値段も高くないです。

open price modal

カバンに常備することで傘の持ち忘れが防げますし、玄関先の傘立ても不要になります。

さらに、外出する際には可能な限り長靴を使用しています。ショートブーツ型の長靴で、ネットで800円程で購入したものを愛用しています。雨の可能性がある日に長靴で出かけることで、普段の靴を長期間履けるようにしています。

本は図書館を利用する

読みたい本がある時は、まずは図書館にないか確認する習慣をつけました。図書館のホームページにて本の検索ができる自治体も多いので、わざわざ足を運ばなくても本の有無を確認できます。

図書館に本がない場合はフリマサイトなどで中古本を購入し、読了後はフリマサイトで売却。低価格で本の知識を得ることができます。

それも手間だな、という方は電子書籍を活用すると少し安く読めるかもしれません。

習慣編

手間はかかるけれど、コツを掴めば変動費を大きく削減できる方法をご紹介します。

断捨離

これだけは苦手分野なので、一般的に言われていることをお伝えさせていただきます。

家の中の物が少ないと何がどこにあるのか把握できるので物の配置や収納が効率的になります。さらに、「見つからないから」と余計な買い物をすることもなくなります。

そして、断捨離をすることは想像以上にエネルギーが必要です。「まだ使うかも」「想い出が」といった気持ちを断ち切り物を手放す経験をした人は、次に物を買うときに捨てた時の苦しさを思い出すので無駄遣いをしにくくなります。

結果として、物が少なくなっているのにお金が貯まりやすくなるということです。

断捨離しなければ…!!

欲しいものは2週間待ってから

欲しいな〜と思った時に即購入。でも、そういう物に限ってあまり使わずたんすの肥やしになってしまうんですよね。ですから、即購入はやめました。

欲しいと思ったものを購入リストに入れて2週間放置。すると、買おうと思ったことすら忘れているんです。この方法で無駄遣いをぐっと減らすことに成功しました。

コンビニには行かない

1日の生活費を目の当たりにして、コンビニに行く余裕がないと実感しました。学生の頃は「社会人になって時間がない日はコンビニ弁当を買うのかな」とイメージしていましたが、とんでもない!今の私の1日の食費よりコンビニ弁当1個の方が高いんです。私の中ではコンビニは切手屋さんとなりました。

ノーマネーデーを作る

買い物に行くと、買うつもりのなかったものまでついついカゴに入れてしまいます。そこで、買い物の回数自体を減らすことで無駄遣いを減らすことにしました。

ノーマネーデーを達成した日のカレンダーにシールを貼ることが楽しみで、お菓子を買いに行きたくなる衝動を抑えています。詳しくはこちらをご覧ください。

冷凍保存を活用することで、買い物の回数を減らしても食材を無駄なく使えます。詳しくはこちら

日用品費を食費に組み込む

私は日用品費があまりかからないので、食費に組み込むことで無駄買いを減らしました。トイレットペーパーや洗剤、ラップ、ビニール袋などを「日用品費」として月に1,000円計上しても使いきれません。食費に組み込むことで日用品の無駄買いを抑えながら、食費もちょっぴり節約できました。

代替案がないか考える

毎日使っているものをお得に買う方法がないか探してみました。

スタバのコーヒー→コンビニコーヒー→ペットボトルのコーヒー持参→粉末コーヒーに変更

麦茶ペットボトル→麦茶パックで煮出す

飲み会→お茶会

缶チューハイ→焼酎ボトル+氷+炭酸水+レモン果汁

一度で節約できるものもありますし、積み重ねていくことで節約になるものもあります。長い目で見てより良い方法を選択していきたいですね。

ふるさと納税の活用
ふるさと納税の説明

ふるさと納税は、住んでいる自治体に本来納めるはずの税金を好きな自治体に寄付することで、所得税や住民税が控除を受けながら返礼品も受け取ることができる制度です。

控除される金額は収入額によって異なるので、ふるさと納税関連のサイトでシミュレーションしてみましょう。控除額の上限は寄付金から2,000円を引いた金額と決められています。無限に控除されるわけではないので注意しましょう。

私はふるさと納税で洗濯洗剤やトイレットペーパーといった日用品に加え、国産の冷凍サバや豚肉などを注文しています。2025.09.30までであれば返礼品の注文金額に対するポイント付与が認められているので、早めの寄付がおすすめです。

私が過去に注文した返礼品をシェアします。

実質2,000円の負担で食品や日用品がもらえ、さらにポイントも付くお得な制度ですので、ぜひ活用してみてください。

ふるさと納税返礼品の魚は海外産のものも多く出ています。私は日本の産業を応援したいので、国産の魚を扱っている自治体に寄付しています。

▼千葉県銚子市の訳あり無塩サバ (大きめサイズや塩サバもあります)


▼静岡県沼津市の訳あり干物セット

 産地は国産となっていますが、場合によっては外国産のものも含まれるそうです。


私がここ数年で選んだコスパの良い返礼品でした。この他にも様々な返礼品があるので、選ぶ時間も楽しいですよ。

注意!:豚肉や魚が大量に届く場合は冷凍庫のスペースを確保しておきましょう!

自分の頑張ったことを褒める

「早く」「多くの」貯金をしたいと思うと改善点ばかりに目が行きがちですが、自分が頑張ったことに目を向けることも大切です。「頑張った」=「自分は貯金できる人」と認識するようになり、貯金が加速していくからです。

お菓子を一つ我慢した、今日はコーヒーを淹れて職場に持っていった、家に直帰した、など何でも構いません。自分で自分のことを褒めてあげましょう^^

私は前述の通りノーマネーデーにはカレンダーにシールを貼っています。それが自分を褒めることになっているようにも思います。

以上の節約方法を駆使して、平凡な給料ながら貯金1,000万円を達成することができました。1つの節約は微々たるものでも「塵も積もれば山となる」。自分のできそうな所から始めてみましょう。

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3.どうしてもお金が足りない時は

不用品を売る

どうしても出費がかさみ、予算をオーバーしてしまう!という時は身の回りの不用品をメルカリなどで売って生活費の足しにしたこともありました。売ったお金で防寒着を買ったのは良い思い出です笑断捨離もできて一石二鳥♪

現金払い生活

私が1,000万円を貯めている時は、まだ現金払いかカード払いの2択でした。ポイントは付かないものの残金が目で見てわかるので、支出のコントロールがうまくいかない時にぴったりの方法です。

一日の予算のみを財布に入れておけば、それ以上使うことはできなくなります。ついつい使い過ぎてしまう方は一度試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、食費以外の変動費(一部食費も含む)を削減する方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。自己流の貯金方法なのでクセが強かったらすみません。

最初から貯金できる人はほとんどいません。1つずつ試していきながら自分に合ったやり方を見つけていきましょう。

あなたの貯金を増やすことに少しでも役立てていれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました^^

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