テレビやネットの広告、店頭での衣料品セール、スーパーのチラシ。。。企業からの発信は、私たち消費者が「この商品欲しい!」「買わないと損!」と感じるようにできています。
何もしなくても情報が入ってくる社会。努力なしで貯金できる人は少数派です。
それでは、貯金をする為には何をすれば良いのでしょうか?
元々の散財癖が理由でリボ払い経験のある筆者がたどり着いた、お金が貯まる人と貯まらない人の「たった1つの違い」を解説します。
- 現在借金がある
- ラクに貯金を貯めたい
- 確実な貯蓄が欲しい
1つでも当てはまる方は、是非参考にしてみてください。
この記事を書いた人:ぷこ
学生時代:一人暮らしできれいにお金を使い切る
社会人:リボ払いの借金
→固定費削減と少しの収入アップから5年で1000万円を貯蓄
詐欺に引っ掛かり1000万円を奪われそうになる
周りの助けを得て1000万円を取り戻す
恩人大家さんから教えていただいた場所で不動産の勉強を始める
マンション3室のサラリーマン大家 ←現在
ぷこの詳しいプロフィールはこちらをご覧ください→プロフィールページ
結論:貯金が貯まる人は環境を整えている
結論を言うと、貯金が貯まる人は「貯金が貯まる環境」を整えています。
貯金が貯まらない人は、「自分自身」の行動を変えて貯金しようとします。なるべく安いものを買う、使いたいけれど我慢するなど「お金が貯まる人」になろうと努力するのです。努力を重ねることは素晴らしいことですが、毎日ガマンする生活はどこかで破綻してしまうでしょう。
貯金が貯まる人は「環境」を変えて貯金します。自分自身の性格を変える・コントロールすることは難しいので、努力しなくてもお金が貯まるよう事前準備をしておくのです。努力しなくてもお金が貯まっていくのであれば、途中で挫折せずに目標額まで到達することができますよね。
それでは、どのように「環境」を変えていけば良いのでしょうか。具体的に解説していきます。
1.先取り貯金をする
「先取り貯金」とは毎月決まった金額を貯金用口座に移し、残りのお金で生活するという方法です。
「なんだ、それだけ?」と思うかもしれませんが、これができれば90%は貯金が成功したようなもの。
理由は以下の3つです。
1.ルールがシンプル
先取り貯金は、貯金用口座のお金を「使わない」というたった一つのシンプルなルールです。この一つのルールを守れるか不安な場合は、新たに口座を開き、敢えてカードを作らないという方法もあります。カードが無いと、お金をおろす時には「営業時間内に」「印鑑を持って」行かなければなりません。自分がお金をおろせない「環境」にお金を置いておくことで、先取り貯金の成功率が格段に上がります!
2.残りのお金は全て使ってOK
先取り貯金をすることで、毎月の給料を使い切る生活をしている人も自動的にお金が貯まっていくようになります。「自分を変える努力」は全く必要ありません。
手取り20万円を全て使い切る人は、裏を返せば手取り20万円の中でやりくりする力があるということです。手取りが18万円になったら、18万円なりのやりくりをすることでしょう。
ただし高金利の借金に苦しまないよう、カードの使いすぎには注意が必要です。
3.貯金出来ている事実が自己認識を「貯金できる人」に変える
貯金できているという事実があると、自分自身を「貯金できる人」と認識するようになります。貯金に対する苦手意識がなくなるので、より積極的にお金に向き合えるようになります。お金のことをプラスに考えられるようになったら、貯金も貯まりやすくなりますね!
2.生活費のカード払いをやめる
生活費の全てを現金決済すると、家計が見えやすくなります。手元のお金を「家賃」「食費」「おこづかい」など費目ごとに振り分けて生活すると、予算を意識してお金を使うようになります。
欲しいものがある時にも手持ちのお金や必要性をよく考えてから買うようになるので、無駄買い抑制にもつながります。
現金払いで生活する際には、次の「3.1日の使用額のみ財布に入れておく」も取り組んでみてください。
3.1日の使用額のみ財布に入れておく
「お金が手元にあると使っちゃう!」という方におススメなのがこの方法です。生活費全体から家賃や貯金額等の固定費を引いた「変動費」の額を日割り計算します。1日分の変動費のみを財布に入れて出かければ、うっかりお金を使ってしまうことはありません。
1日に使える金額がわかれば「使える額をもっと増やしたい」と思うのは当然です。お金がもっと使いたいという思いが固定費削減への原動力になります。
詳しいやり方はこちらをご覧ください。【固定費節約】固定費を下げたくなる!1日1000円生活のススメ【貯金】
まとめ
いかがでしたでしょうか。「貯まる仕組み」を作ってしまえば、貯金は自動的に貯まっていきます。毎日の努力を重ねることよりも、まずは環境を整えることから始めてみましょう。少額からでも大丈夫。「貯金できる!」と自信がつくことで、よりポジティブにお金に向き合えるようになりますよ♪
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