この記事では、大きな不安の元となる「借金」の早期返済をお手伝いします。
ここでは迷うことなく行動できるよう、あえて項目内の選択肢をを少なくしました。
借入額を減らしたいけれど、やり方がわからない
早く借入を全額返済したい
そういった方に向けて取り組みやすい具体的な方法をお伝えします。
0.早期返済が不要な場合
奨学金や住宅ローンなど「低金利」の借金は早期返済が不要な場合が多いです。
詳しい解説はこちらから→断ち切る借金と付き合う借金の見分け方
借金返済は短期集中で返済した方が合理的です。早く元金を削る程返済利子が少なくなり、返済年数も短くなるからです。
1.返済する覚悟を決める
覚悟を決めるって、どういうこと?
始めに、借金をつくった原因をきっぱりと辞めるということです。そして、その他の出費も削って返済に充てましょう。
きっぱりやめるのには勇気がいるな。途中まで頑張ったら、自分にご褒美をあげたいもん。
そのちょっとのご褒美が、借金返済には大敵なのです。我慢していた分、爆発してしまいますからね。
自分にご褒美を用意するとしたら、借金の原因とは別のものにする必要があるんだね。
借金を完済する為には、借金の原因をきっぱりとやめることが一番です。借金返済の途中でくじけそうになった時も、別のご褒美を見つけましょう。
2.全力で借金返済をする理由
借金を返すと決めたら、早く返済を終えましょう。
すぐに行動することが必要なので「2.返済を急ぐ理由」については読み飛ばして構いません。
しかし、借金返済に心が折れそうになった時には役に立つと思いますので、心に留めておいてください。
早く返済を終える利点は以下の3つです。
①金利の総額が減る ②固定費が減る ③完済後の貯蓄力が上がる
①金利の総額が減る
毎月の金利は、借入額(円)×金利(%)により決まります。
つまり早く返済して借入額を少なくする程、金利が安くなります!
例1
借金額:300万円
金利:14%
月々返済額:37,305円
↓
返済期間:20年
利息合計:約592万円
例2【返済開始後1年の時点で30万円繰上返済した場合】
借金額:300万円
金利:14%
月々返済額:37,305円(ここまで同上)
1年後+30万円の繰上返済
↓
返済期間:14年
利息合計:約353万円
返済開始1年目での30万円の早期返済の効果は「利息合計約239万円の節約」という結果になりました。
例3 【返済開始後1年ごとに30万円繰上返済した場合】
借金額:300万円
金利:14%
月々返済額:37,305円(ここまで同上)
1年ごとに+30万円の繰上返済
↓
返済期間:6年5か月
利息合計:約160万円
毎年30万円の繰上返済を続けると30万円/年×返済期間6年=180万円。
合計180万円の繰上返済により「利息合計約431万円の節約」になりました。
借金は繰り上げ返済でどんどん元金を減らしていきましょう!
②固定費が減る
返済期間が短くなる程、固定費が少なく済みます。
1年で100万円の生活費がかかる人が。。。
2年間で返済を終える場合、返済額に加えて生活費200万円を稼がなければなりません。
1年間で返済を終える場合、返済額に加えて生活費100万円稼げば終わりです。
つまり、早く返済を終えるだけで、余分に稼がなければならない金額を減らすことができます。
③完済後の貯蓄力が上がる
少ない資金で生活する力がつけば、完済後は爆速で貯金が貯まります。
3.借金を減らす具体的な方法
1.債務整理をする
債務整理とは、返済額を減らす手続きのことです。
債務整理の種類は3つ。任意整理・個人再生・自己破産です。
任意整理・個人再生の手続きには費用がかかります。また、信用機関に手続きが記録され、数年間は新たな借り入れができなくなります。
※任意整理・個人再生ができる人の条件として「安定した収入がある人」が挙げられています。アルバイトでも条件に当てはまる可能性が十分にあります。メールや電話での問い合わせも可能ですので、必要な方は活用してみてください。
2.固定費を下げる
借金完済後もずーっと生活を楽にしてくれる固定費削減。調べてから手続き完了までは面倒ですが、一度固定費を下げてしまえば何もしなくても節約効果が続きます。
家賃を下げる
一人暮らしであれば、すぐに引っ越しましょう。
職場の近くの激安アパートに決定です。風呂トイレは一緒です。始めは慣れないと思いますが、3ヵ月経てば何も思わなくなります。筆者も和室に引っ越した当初は嫌でしたが、1週間で慣れました♪
職場の近くに家を借りることで、仕事後の時間を副業に充てることができるのでおススメです^^
借金返済は現金。現金をもって元金を減らすため、使えるポイントは早めに使い、現金を手元に残しましょう。
通信費を下げる
今や格安スマホに限らず大手キャリアでも格安プランが出ています。現在のプランと比べて安価なものに変えましょう。
光熱費を下げる
水道光熱費の会社を自由に選べる今の時代。ポイント還元率やもらえるポイントの種類を考慮して選びましょう。
特に、クレジットカードで貯まるポイントと水道光熱費の使用によってもらえる同じポイントを同じにしておきましょう。ポイントから水道光熱費を支払えれば、無駄なくポイントを活用することができます。
不要な保険を解約する
保険は「もしもの時、生活が立ち行かなくなる」ことを避けるために入ります。例えば、一人暮らしの人が生命保険に加入する必要はほとんどありません。自分が亡くなって生活が破綻する家族がいないからです。
不要なものに入ってお金を使いすぎてしまわないよう、注意してくださいね!
車を手放す
車はとても便利な物ですが、多額の固定費がかかります。自分の生活に照らし合わせて手放すことを検討しましょう。
車を使う頻度や用途によってはタクシー・カーシェア・バイク・自転車の利用を検討しましょう!車を売ったお金で借金の元金を一気に減らすことも可能です。
3.変動費を下げる
食費を下げる
毎日かかる食費。ここを節約する為にはお弁当の持参が有効です。作って持って行くことが難しければ、冷凍の宅配弁当を注文してストックしておきましょう。健康管理と節約を兼ね備えたものも多く存在します。
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4.無駄遣いをしない
食費・日用品・趣味に使うお金。。。
後々になって「ムダ遣いだった」と思わずに済む使い方にはコツがあります。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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4.稼ぐ額を上げる
世の中は副業・自営業で収入を上げる必要性を謳う情報に溢れています。自分の力で稼ぐことができれば、生活基盤にもなります。
ここで一つ気を付けたいのが、借金返済の為の副業は「アルバイトを選ぶべき」ということです。
自営業が軌道に乗るまでどの位の期間がかかるのかはわかりません。元金を減らす為には今すぐに手元にお金が必要ですので、自営業との相性は良くありません。
元金が減らない間高額な金利を払い続けるより、アルバイトをして確実にお金を稼ぎ早期返済をしましょう。
アルバイトをすると借金返済までの見通しが持てることで、精神的にも楽になります^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。借金返済の道筋は決して楽な物ではありませんが、覚悟を決めてしまえば遅かれ早かれ達成できてしまうものでもあります。
途中でくじけてしまいそうになっても、「これ以上借金を増やさない」という前提を崩さなければ大丈夫。少しでも元金を削り、借金生活から抜け出しましょう!
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