幸福度を上げる「期間限定」の「極貧生活」利点3つと始め方

固定費削減
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皆さんは、自分の幸福度が高い方ですか?同じ状況だとしても、「幸せ」と感じるか「不幸」と感じるかは人それぞれです。

筆者は今の生活を幸せと感じています。それは、過去に極貧生活を送っていたからです。

今でも「もう少しお金があったらな。。。」と思うことはあります。お金は欲しいと思ったら際限がありません。しかし、過去の極貧生活があったおかげで、今の幸せに目を向けることができるのです。

この記事では、現在の経済状況に幸せを感じられるようになった「極貧生活」を送っていた時の生活状況やルールをお伝えします。

  • 幸福度を上げたい
  • 自分にとっての幸せがわからない
  • 単純に支出を減らしたい

一つでも当てはまる方は、この記事を参考にしてみてください。

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0.当時の経済状況

極貧生活開始後の経済状況をまとめました。

項目金額
貯金5.0万円
家賃6.8万円
水道0.4万円
ガス0.3万円
電気0.4万円
通信費1.6万円
食費・日用品1.0万円
使う用積み立て貯金2.5万円
合計18.0万円
極貧生活当時の経済状況

毎月5万円の「貯金」に加え、交際費として「使う用積み立て貯金」を2.5万円仕分けておきます。実質的に、毎月の生活に使えるお金は10.5万円となります。

欲しいものは「食費・日用品」の中から捻出するので、化粧品の買い直しが必要な時は食べられる食材が限られていきました(笑)

そんな極貧生活を送る中、高額な家賃と通信費に目につきますね。

家賃

家賃については、職場から近くの家の中で割安のものを選びました。部屋は1Kの和室です。極貧生活を送る中でも、職場からの距離は譲れないポイントでした。

通信費

通信費の高さの理由は3点あります。1つ目は格安ケータイがない時代で「通信料使い放題」を選ぶと8千円程度かかっていたこと。2つ目はスマホにデザリング機能がなかった為「ポケットWi-Fi」を使用していたこと。3つ目は未解約の通信費が毎月3千円程度かかっていたことです。

当時の状況では未契約の通信費3千円を節約することしかできませんでしたが、極貧生活の中での3千円は大金です。この経験から固定費削減をして自由に使えるお金を増やしていきました。

格安スマホ普及前の時代の中で、できる限り支出を切り詰めて予算を組んでいました。毎月ギリギリの生活でしたが、この経験があったからこそ現在の幸せがあるのだと感じています。極貧生活後がさらに豊かになった理由を解説します。

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1.極貧生活の利点3選

筆者は元々リボ払いの借金を抱えていた位なので貯金は全くできないところからスタートしました。

意識が変わったきっかけは「先取り貯金」を始めたことです。月に1万円の先取り貯金を始めたことをきっかけに意識が変わり、貯金額1000万円を目指して固定費・変動費共に極限まで減らした生活をしていました。

今では家賃・通信費を減らしたこともあり、極貧生活時代に比べて生活費が4万円も多く使えるようになりました。極貧生活時代に戻りたいか。。。と聞かれると答えはNOですが(笑)お金を貯める意味でも現在の幸福度を高める意味でも、経験して良かったと思っています。

経験したからこそわかる、極貧生活の利点を3つにまとめました。

幸福度が上がる

言わずもがなですが(笑)極貧生活を終えた後は使えるお金が増えます。筆者の極貧時代は「食費・日用品費」を1万円に抑えていましたから、飲み物は当然水道水でした。

極貧生活を終えてできた楽しみの一つが「朝のホットコーヒー」です。安いインスタントコーヒーですが、朝の一息つく時間に飲むコーヒーは格別です。

ほんの小さな幸せにも気付けるようになり、幸福度が上がりました。

最低生活費を知る

会社の倒産や不慮の事故など、働けなくなってしまう可能性は0ではありません。もし急に収入がなくなってしまったら先の見通しが見えず、大きな不安を抱えてしまいます。

そのような状況になってしまった時、最低生活費を知っておくことで生活再建の見通しをもつことができます。

次の仕事が見つかるまで生活費のどの部分を削るのか、貯金額で何か月過ごせるのかを把握しておくだけでも、不安は軽減するのではないでしょうか。

自分が何を大切にしているかがわかってくる

最低限の生活をしているからこそ、自分が大切にしているものが見えてきます。

限られた金額の中で生活をするには、どこにお金を使うのか選ばなくてはなりません。友だちとの約束、どうしても欲しい機材、美味しい食事。。。全て叶えるにはお金が足りない場合、優先順位の高いものから選ぶしかありません。

筆者が譲れなかったものは年に数回行く「友だちとのテーマパーク」です。予定の立たない頃から積立貯金をして備えます。どうしても行きたいという思いから工夫を重ね、長期的には生活費下げる結果となりました。

限られたお金の中でも手放さなかったものこそが、自分にとって大切な物です。自分の幸福度を上げてくれるものにお金を使い、節約と幸福度の向上を両立させましょう。

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2.極貧生活の送り方

極貧生活を終わらせる「期間」と「目標貯金額」を決める

「極貧生活」は、期間限定だからこそ耐えられます。だからといって、期間があまりにも短すぎると節約の習慣が身に付きませんし、その後の幸福度の上昇もごくわずかでしょう。

自分に合った目標設定はどのように行えば良いのでしょうか?そこで「期間」と「目標貯金額」2つの観点から解説します。

期間の目安を決める

期間の目安は1年以上をおススメします。1年に1度の固定資産税や、2年に1度の車検など、年単位での支出があるからです。計画的に準備できれば、家計の管理能力が格段にアップしますよね。

目標貯金額を設定する

目標金額の目安は100万円以上がおススメです。 100万円の貯金ができると自信になり、貯金に対する苦手意識が大幅に改善されるからです。

さらに、「この生活を早く終わらせたい」と目標に向かって努力する程、目標貯金額達成までの期間を短くすることができます。「さらに良くするには」とモチベーションを持続する為にも、目標貯金額を設定しましょう。

毎月の貯金額を決める

毎月の貯金額を決めましょう。目安がわからない方は「手取りの20%」を基準として金額を設定してみてください。

「先取り貯金」をするなど当初の計画を崩さない為の工夫をしておくと安心ですね。

極貧生活を送ってみる

何はともあれ、以下のルールを踏まえて始めてみましょう。

  • 生活に必要なお金は全て手取り月収の中で賄う(1年に1度の支出も含む)
  • ボーナスは全額貯金する
  • 計画通りにいかない場合は、期間を延ばして目標達成する(途中で辞めない)

今まで使って当たり前だった出費ができなくなるので、最初はうまくいかなくて当然です。そこで工夫して支出を抑えていくことが、今後の家計コントロール力と幸福度を上げてくれます。

一番大切なのは継続すること!計画通りにいかないと感じたら計画を変更しながら目標貯金額の達成を目指しましょう。

目標貯金額達成までの期間を再計算する

目標金額を決めたら、達成する期間をざっと計算します。そして、極貧生活を送るにあたり「固定費を下げる」「食費を抑える」など継続的に行える節約方法を見つけたら、目標達成までの期間を再計算しましょう。

「ゴール」が見えているだけではなく、そのゴールを自分の努力次第で近づけることができることがモチベーションにつながります。

お金を稼ぐ方法を考えておく

「極貧生活」挫折の最大の要因は”イレギュラーな出費”です。支出を抑える生活に慣れてきていても、友人の結婚式に出席するとなると、ご祝儀や二次会のお金などを用意しなければなりません。

そこで、「お金が足りない!」と思った時に不足分を補う方法を考えておきましょう。例えば、メルカリで不用品を売る、ウーバーイーツの配達をするなどお金を用意する方法を持っておきましょう。

少しでもお金を稼ぐことができれば、計画の変更が必要になる可能性を下げることができますね。

まとめ

極貧生活を送ることで大切なものが明確になり、自分の幸福度を上げるものに絞ってお金を使えるようになります。

極貧生活前と同じ生活にもどしても、小さな幸せに気付けるかもしれません。

あなた自身の幸福度を上げる為に、期間限定の極貧生活を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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