【固定費節約】固定費を下げたくなる!1日1000円生活のススメ【貯金】

固定費削減
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毎月の家計を改善するには固定費を下げることが一番です。そうとわかっていても、生活が成り立っていれば面倒な作業は後回しになってしまいがちです。

そこでこの記事では、固定費を削りたくなる1日1000円生活のやり方を解説します。
1日1000円生活を通して、固定費削減につなげてくださいね。

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0. 1日1000円生活とは

1日1000円生活では、毎日の変動費を1000円で賄う方法です。変動費のコントロール力を養うだけでなく、固定費削減の原動力としても効果大です。

一人暮らしの方でしたら、概ね1日1000円程度。収入額や家族構成によって金額が変わりますので、自分に合った額を計算してから始めましょう。

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1. 1日の変動費を計算する

その月の変動費を日割り計算して、1日に使える額を把握しましょう。

例)1か月手取り18万円のAさんの場合
18万円から固定費を引きます。このとき、その月に必要な支出がある場合は固定費として取っておきます。

固定費

家賃       6万円
水道光熱費    1万円
通信費      1万円
サブスク     1万円
貯金       1万円
保険       1万円
結婚式ご祝儀   3万円
資格試験料    1万円

合計      15万円

変動費

18万円(手取り)-15万円(固定費)=3万円(変動費)
3万円(変動費)÷30日=1000円

Aさんが1日に使える変動費は1000円という結果になりました。

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2. 1日1000円以内で生活する

1日の変動費が決まったら、その金額の中でやりくりするだけです。

悲しいことに、1000円を超えるランチを食べたら、それだけで赤字です。そのかわり、弁当を持参すれば帰りに冷たいビールや大好きなお菓子を罪悪感なく買うこともできます。1日1000円以内であれば、どんな使い方をしてもOKです。

1日を終えて残ったお金は繰り越さず、翌日もまた1000円以内でやりくりします。

3.急な支出も1000円の中から

変動費は食費や日用品だけではありません。急遽受診が必要になった、タクシーを利用したなど突発的な支出も変動費の中から捻出します。その日の変動費で賄えれば良いのですが、超えてしまった分は調整が必要です。

急遽歯科受診をした時の例を挙げて、方法を2つ解説します。

例)急遽の歯科受診

あなたは歯が痛くなり、5日の夜に急遽歯科受診をしたとします。

5日夜の歯科受診料3000円。1日~5日の残金累計は1200円でした。

残金累計1200円-歯科受診料3000円=-1800円

-1800円をリカバリーしなければなりません。     

対処法1.出費を切り詰め、累計残金のマイナスを早急になくす

6日目以降の支出を減らして、早急に1800円分のマイナスをリカバリーします。残金累計額がプラスに転じたら、再び1日1000円生活に戻ります。

使用額残金残金累計額
5日4,000円
(うち3,000円は歯科受診)
-3,000
-1,800円
6日300円700円-1,100円
7日300円700円-400円
8日400円600円+200円

9日目以降は1日1000円生活に戻る

メリット
・自分自身の最低生活支出額がわかる
・再度大きな出費があっても、対処する為のお金を残せる

デメリット
・リカバリー時の1日の負担金額が大きい
・累計のマイナス額が大きくなる程、挫折しやすくなる

対処法2.マイナス額を残りの日数で均等に負担する

5日終了時点で1800円のマイナスです。そのマイナス額を残りの25日で均等に負担します。

<1日の負担額>

-1800円÷25日(残日数)=-72円

<1日の使用額>

1000円-72円=1日928円

6日~30日の残りの25日間を1日928円以内で過ごします。

メリット
・1日の負担金額が少ない

デメリット
・端数を把握しにくい
・急遽の出費が重なった時に対処しきれない

4. 1000円以上のものは残金累計額を貯めて買う

SDカードの容量がいっぱいになったときなど、急遽ではなくても必要なものはありますよね。その時も、残金累計額を貯めて購入しましょう。

5. 苦しくなった時こそ、固定費を下げるチャンス!

1日1000円生活を余裕に感じる時もあれば、出費が重なり苦しく感じることもあります。

生活が苦しく感じた時こそ固定費を下げるチャンスです!変動費を増やしたい気持ちを原動力にして、固定費を下げる手続きをすぐに済ませてしまいましょう。

1日の使用額1000円で余裕な場合は固定費の貯金額を増やし、変動費を減らしてみても良いかもしれませんね。

1日に使える額を増やすには固定費を下げるのが一番早い!「もっとお金を使えるようにしたい」気持ちを原動力に、思い立った時に固定費を削ってしまいましょう。

6. 挫折対策:稼いだお金は使ってOK

マイナス額が大きくなっても挫折しないよう、お金を増やすルールも採用しましょう。

不用品の売却額は使ってOKにするだけで、気持ちがぐっと楽になります。ただし、「ギャンブルで増やす」など残金が減るリスクのあるものやめましょう。お金が減ってしまった場合、そのまま挫折につながってしまいます。

1日1000円生活の目的は固定費を削減することです。挫折せずに続けていけるような救済措置も上手に使い、まずは1か月続けてみましょう。

7. 1日1000円生活のおススメ決済は「現金」

「面倒臭さ」は挫折の天敵です。毎日残金を計算するとなると、時間も労力もかかります。そこで、解決策として全ての支出を現金決済にすることをおススメします。

1日の始めに1000円を財布に入れ、1日の終わりに残った額を「残金入れ」に移すだけです。計算は必要ありません。

お金をATMからおろすときに全て1000円札にすることが理想ですが、難しい場合は、1万円札でもOK!10日に1回1万円札が財布に入りますが、ルールは変わりません。

ポイント還元があるキャッシュレスより、どうして現金決済なの?

①固定費を下げる為には、1000円生活を続けることが最優先だから

キャッシュレス決済ではポイント還元が受けられます。還元率10%キャンペーンとなると、上記の例と同じ変動費30000円の方には3000円分のポイント還元。なかなか見過ごせない額ではないでしょうか。

一方、同じ3000円でも固定費となるとあまり大きな額とは感じないから不思議です。しかし、その節約効果は絶大。一度固定費を下げる手続きをしてしまえば、翌月からは何もしなくても毎月3000円の節約になります。

1日1000円生活を通して固定費を下げられれば、1か月分のポイント還元をあきらめても十分に元はとれます。1日1000円生活をムリなく続けるために、全てを現金決済にしてみてはいかがでしょうか。

②使いすぎ防止になるから

ついついお金を使いすぎてしまうという方も、財布にお金がなければ使えません。必然的に買い過ぎを防止して、1日1000円生活を続けやすくなります。

ポイント還元よりも固定費を下げることが先決です。ムリなく1日1000円生活を続けるために、現金決済を試してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。固定費を下げる手続きを面倒に感じている方は1日1000円生活を通して、固定費を下げるきっかけをつくってみてください。一度固定費を下げた後の生活はムダがなくなりスッキリしているはずですよ!

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