“貯金を始めるには何から手に着ければいいかわからない” そう思ってなかなか始められず、結局そのままに…という経験、誰でもありますよね。筆者もその一人でした。
貯金も借金もない方は、実は今の生活に困っていないのではないでしょうか。
今後の為に貯金しておかなきゃと思っている一方、大きな出費がなければこのまま生活していけてしまう。だから具体的な行動につながりにくいのです。
この記事では
- 節約・貯金をこれから始めたい
- お金が貯まっても、いつの間にかなくなってしまう
- 毎月の貯金額を増やしたい
そう感じている方が「先取り貯金」をしたくなる理由と具体的な方法をご紹介します。きっと、あなたの貯金が増えますよ♪
0.節約・貯金の基本は「先取り貯金」から
「先取貯金なんてしなくても~」と思っていた過去の自分に言いたい。

今すぐ先取り貯金を始めるんだ!
先取貯金の設定が面倒で、何年も放置していました。
しかし、やってみてびっくり!お金が貯まると同時に自身を「貯金できる人」と思うようになったんです。
自分自身を“貯金できる人”に変えたわけではなく「自動的に貯まる環境」に整えただけです。さらに、月に数万円といった少額の貯金でも自己認識を変える力があるのはすごいですよね。
また、先取り貯金をすることで貯金額の計画が立てられ、見通しをもてることも安心感につながります。
1.先取り貯金の設定をする
まずは、先取り貯金を始めてしまいましょう。
先取り貯金の事前準備はこちらをご覧ください。
関連記事:先取貯金を始める具体的3ステップ
先取り貯金を始める最初の壁、設定金額は「ちょっと嬉しい額」に設定します。
一人一人の収入額や環境により最適な金額は変わってきますが、決められないというのであればひとまず「3万円」を設定してみましょう。
「お金が足りない」状況を自ら作ることで、お金の使い方を工夫する理由が生まれるのです。
2.支出の見直しをする
先取り貯金の設定をしてしまっては、支出の削減に向き合わなければなりません。
でも、大丈夫です。今まで収入額の中でやりくりできていた方は、その金額が減ってもやりくりする力があるということです^^一つずつ見直していきましょう。
固定費の削減
まずは何もしなくても出ていくお金「固定費」から見直しましょう。
カード明細1年分を見直すと、忘れていた年会費や使途不明の出費、使っていないサブスクなど一目瞭然でカットすべき支出が見えてきます。
一番の敵は「使途不明金」です。無意識に使っていたお金が無くなれば、それだけの金額を自分の意志で使えるようになります。
また、残しておくべき支出においても、金額を抑える工夫が必要です。
- 家賃の最適化
- 車を手放すことを検討
- 保険の見直し
上記以外にも固定費を大きく削減する項目はあります。具体的な削減項目はこちらをご覧ください。
関連記事:固定費削減の具体的方法
変動費の削減
次に変動費の見直しです。
変動費は生活満足度に直結するので、自分が続けていける節約方法を見つけていくことが大切です。
- 水筒の持参
- 今ある服を着回す
- 折り畳み傘の携帯
固定費に比べて変動費の方が項目が多い分、節約方法も多くなります。具体的な方法はこちらをご覧ください。
関連記事:変動費を抑えるための具体的方法
3.先取り貯金を実践してみる
なにはともあれ、先取り貯金の設定をしてしまった以上はやってみるしかありません。
毎日どの程度使えるのかイメージを持つために、変動費として使うお金を日割り計算してみるのも良いでしょう。
使えるお金が少なくなって生活に工夫が生まれることが節約・貯金に必要な環境なのです。
始めはうまくいかないことも多いと思いますが、その都度解決していくことで生活が安定していきます。
そのため、「カードで使える金額を上げる」ことはご法度!(金利地獄の入口です)
貯金残高を駆使したりフリマアプリで物を売ったりして、やりくりしてみてください。
やりくりがうまくいったら→その後
設定金額を守れるようになり毎月の生活が安定してきたのであれば自身を「貯金できる人」と認識している事でしょう。
貯金額UPを目指して先取金額を上げる、先取り貯金に加えて旅行費の積み立ても始める、株式投資の積み立てを始める等、自身ので考え工夫を重ねていけるようになります。
一度「できた」経験をすることで次へのハードルが低くなり、節約・貯金が楽しくなっていきます。
そして、不要な物を除いていくことで、自分にとって大切なものに時間とお金を使えることにもつながる事は嬉しい副産物ですね。
まとめ
「先取り貯金を始めてしまえ!」というのは貯金出来ない人にとっての荒療治ではありますが、実は節約・貯金への最短の道でもあります。
自身を「お金が足りない」状況に置くことで、いろいろな工夫が生まれます。
「節約・貯金がなかなか始められない」という方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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